三浦国際市民マラソンレビュー

今年も走ってしまいました、三浦国際市民マラソン。毎年3月第1日曜日に開催され、今年は3月3日に第39回目を迎えました。第1回大会は1981年開催で歴史ある大会。なお2020年、直前にコロナ発生で開催が中止となり、2022年までコロナ禍で開催が見送りとなっていました。

 私自身も初めてマラソン大会なるものに出場したのがこの三浦国際市民マラソン。1999年から数えて、23回目の出場(エントリーはしたものの直前で中止となり、Tシャツだけ送られた2020年大会含む)となりました。

 今年は同日に東京マラソンが開催されたこともあったせいか、なんだか”裏”感が拭えず、それもあってか募集人数に対して4分の3の応募にとどまり、経費不足で開催自治体の三浦市が1900万円補填したとの報道があったほど。それでも近年、コース幅の割に、参加人数が多くまともに走れないという批判を耳にしていたこともあり、今年は大会関係者には申し訳ないが、例年より過度な混雑が感じられず、電車も以前ほど混んだ印象がなかった。

 例年、着替えや荷物預かりの会場は三浦海岸駅から数分の上宮田小学校だったが、今回はスタート地点の三浦海岸に変更されてました。レース終了後、わざわざ小学校まで戻らずに済み、すぐに着替えられることを考えると、利便性が向上したといえるのでは。

曇りや雨が多い印象の三浦国際市民マラソンですが、時々天候に恵まれる時があります。まさに今年は快晴年。そういう時は大抵気温が上昇しますね。会場に到着した7時半ごろは肌寒かったので、アンダーアーマーの裏起毛のハイネックインナーとラッシュガードで走りましたが、徐々に気温が上昇。それとともに発汗量が多く、「これは脱水症状になる?」と頭をよぎったので、こまめに給水を取りました。ただ、15km地点あたりで再び海岸沿い出るコース箇所があり、吹きっさらしの風に晒されて、寒いと感じることもしばしば。体力が落ち始めている後半は案外きついと感じることも。

スタート前のようす。大会記念Tシャツが黄緑色だったので、黄緑が目立ちます

 長い登り下りのアップダウンが激しい三浦のコースに対し、リズム良く刻むことを心がけ、足が明らかに前に出なくなった最後の2kmは、アシックスの「S4」に内蔵されているカーボンプレートに、「私に力を与えたまえ」と念じながらゴールし、1時間46分53秒の結果でした。うーん、45分を切りたかった。平均ラップ1kmあたり5秒縮めていればとか、あの給水でちょっとゆっくりしすぎたなとか、最後もう少し粘れれば、45分を切れたのでは若干後悔の念。

 コースでは公式写真販売サービス目的で、自分が走っている姿が撮られますが、あとで確認してびっくり。数枚見つけることができましたが、どれもまるで足が上がっておらず、両足が同時についているような姿ばかり。走っているように見えない。どおりで時折シューズのソールを引っ掛けるわけだ。懸命に前に前にを意識していたのですが。

 それでも昨年の記録を少し上回れたし、なんといっても無事に完走できて、おまけに快晴で気持ちも晴れ晴れ。沿道で声援を送ってくれた人たちにも感謝。

 マイナス点は、今年DJがうるさかったなあ。意外と間違えた情報を連呼して伝えたり、ランナーを鼓舞しようというのは理解できるが変な煽りがうるさかった。

今年は天気に恵まれました!

来年は記念の40回大会。なんとか開催を祈念するとともに、なんとか怪我なく出れます様に。

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