50代こそブラジリアン柔術のススメ

ブラジリアン柔術
Photo by Jonathan Borba

多様性のあるスポーツ

アラカンにぴったりのスポーツ

ゴンザレスです。57歳のもうすぐ還暦、アラ還です。ランとブラジリアン柔術を愛する下手の横好き系市民レベル運動愛好家です。

ブラジリアン柔術は格闘技のひとつです。格闘技というと、屈強な肉体を持つ最強を求める猛者がひしめく・・・のイメージが先行しますが、そうでもない人も多いんです。そして全身運動で他の格闘技と比べて怪我が少なく、アラカン諸兄にはぴったりのスポーツだと思います。特にマラソンとの組み合わせはなかなか相乗効果が高くおすすめです。

日本の柔道が発展

ブラジリアン柔術の歴史を紐解くと、その昔、日本の柔道家、前田光世(講道館柔道七段)氏がブラジルに渡って、ガスタオン・グレイシーの長男カーロス・グレイシーにその技術を教えたのが始まりです。 のちに、グレイシー一家が長年の研究により作り出されたのが「グレイシー柔術」、ブラジリアン柔術の発展の礎を築いたといわれています。

なお、「柔術」はそのまま英語になっていて、「JIU JITSU」で、「JUJUTSU」ではないんです。

日本の競技人口は3万人

日本での競技人口は約3万人といわれています。ちなみに柔道は12、13万人(20万人とも)とされています。ボリュームゾーンは35~44歳で全体の60%を占め、次いで25~34歳が20%といわれています。我らアラカン世代は数%のようです。

 実力に応じて白帯、青帯、紫帯、茶帯、黒帯と帯色が分かれています。最初は白帯で練習をコツコツ続けていると2年ほどで、青帯に昇格するようです。昇格の判断は道場の責任者に委ねられています。ただ青から紫帯への昇格は一気にハードルがあがり、さらにその上の茶、黒帯は、青帯の自分にとっては遥かなる山の頂きです。

岡田准一さんなど有名人に愛好家多し

因みに有名人にブラジリアン柔術愛好家が多く、岡田准一さん、玉木宏さん、中村アンさん、菜々緒さん、ガリットチュウ福島さん、品川庄司の品川祐さん、川口春奈さんなどが知られています。なお、岡田准一さんが主演した『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』では、柔術家・橋本知之氏が、岡田さんと劇中で対決シーンは見せ場のひとつでした。

性別、体重、年齢別に区別

道場でのスパーリングは性別、年齢、体重は関係なく組みますが、試合では帯色、年齢、体重によってクラスが分かれています。もちろん、無差別なんてクラスもあります。

男性・体重別

クラス体重
ルースター57.5kg以下
ライトフェザー64kg以下
フェザー70kg以下
ライト76kg以下
ミドル82.3kg以下
ミディアムヘビー88.3kg以下
ヘビー94.3kg以下
スーパーヘビー100.5kg以下
ウルトラヘビー上限なし

女性・体重別

クラス体重
ルースター48.5kg以下
ライトフェザー53.5kg以下
フェザー58.5kg以下
ライト64kg以下
ミドル69kg以下
ミディアムヘビー74kg以下
ヘビー79.3kg以下
スーパーヘビー84.3kg以下
ウルトラヘビー上限なし

年齢別

アダルト18~29歳
マスター130~35歳
マスター236~40歳
マスター341~45歳
マスター446~50歳
マスター551~55歳
マスター656歳以上
大会によってはマスター7もあります。

まとめ

まずは道場やクラブを探してみましょう。そこには格闘技志望から、私のようになんだかわからないけどまずはやってみた、等々さまざまな動機の人がいて、世代もキッズから60歳以上と幅広いです。まずはやってみることが新しい発見、世界が広がります。

タイトルとURLをコピーしました