アラカン世代 ブラジリアン柔術メリットとは

アラカン世代に向いているブランジリアン柔術

こんにちは、ゴンザレスです。マラソンとブラジリアン柔術を愛するアラカン(もうすぐ還暦=60歳)世代です。マラソン歴は第1回目のハーフマラソンを出場から数えて25年。一方ブラジリアン柔術は道場に通い出して3年半。腕十字固めや三角絞めなど基本的な技はひと通りできるようになりましたが、実践形式のスパーリングではなかなか技を繰り出すまでに至りません。サッカーでいえば、目の前に敵がおらず、自分の好きなタイミングで蹴られるのに似ているかも知れません。

 そんな柔術は、実はアラカン世代にこそ向いているスポーツなのではないかと思います。もちろん、格闘技ですので怪我をするリスクは常にあります。ですが、そもそも若い人のように素早く、激しく動けないので、その分怪我のリスクは若い人より低いといえます。ちょっとした怪我はむしろランの方が多いかもしれません。

柔術は相手のバランスをいかに崩すか。

 柔術はひとつに相手のバランスを崩す競技。相手の脚や身体に自分の脚を絡ませて引っ掛けて転ばせる(スイープ)したり、逆に相手の攻撃を防ぐために、膝をねじ込んだり滑り込ませたりしてブロックしたり、相手からのスイープに対抗するため、バランス感覚と踏ん張りが必要です。

股関節周りの柔軟性がカギ

このように柔術は股関節を中心に身体の柔軟性が求められます。股関節だけではなく、足首、それも足の指に至るまで。股関節は開いたり閉じたり、足首はフックといって自分の足首をL字型にして相手の脚などに引っ掛け転ばせたり、相手の動きを止めたり。さらに足の指先が内側に向いているとより引っ掛けやすくなります。丁度カマキリのカマがの先端がさらに内側にえぐれているようにです。私はスネやふくらはぎが固くなっているので、足首が曲がりません。また、相手からのスイープに耐えるには「ベース」といわれる踏ん張りが必要で、これを高めるには体幹が強化が絶対です。

基本運動で柔軟性を高めよう。アンチエイジングにも効果期待

柔術の基本運動21種類ここでご紹介する動画は「ムーブ」と呼ばれる柔術の基本運動です。上級者はこれをウォームアップでやりますが、初心者などはこれをきっちりこなすのはなかなかハードルは高いのですが、各部の柔軟性アップが盛り込まれているので、有用です。私が通う道場では、ご紹介したムーブのおよそ3分の1程度を準備運動で行いますが、それまでハムストリングを痛めていたのが、この基本運動で痛みがなくなりました。この基本運動は、柔術だけでなく普段の生活にも有用で、アンチエイジングの切り札だと思います。

股関節柔軟性、体幹強化、スタミナ、ダイエット効果に期待

 もちろん、基本運動だけなく技の練習、反復するための打ち込み、そしてスパーリングをこなすことで、柔軟性、体幹強化、上半身に筋肉がついてスタミナがつき、その結果身体が絞れます。近年、マラソンだけではなぜか体重を落とすことが困難になってきましたが、この柔術と組み合わせると驚くほどその効果が現れます。近くに道場があれば覗いてみては。

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